東海愛知新聞バックナンバー

 7月5日【火】

隠し味に八丁味噌

タレントの杉本彩さん 岡崎で「食」を語る

タレントの杉本彩さんが3日、岡崎中央総合公園第一錬成道場でトークショーを開いた。岡崎市制100周年記念事業「赤い糸プロジェクト」の一環。

杉本さんは動物愛護家としても知られており、5年前には市動物総合センター(あにも)で4匹のネコを引き取り、里親になっている。「岡崎は思い出深い場所の1つ」と切り出した。

現在は出身地でもある京都に活動拠点を置いている。「歴史あるまちという意味では岡崎と共通点がある」とした。中学時代から始めた料理の腕前は一級品。「八丁味噌は大好き。カレーの隠し味として使っている。コクが出る」とこだわりを語り、味噌煮込みうどんは濃厚で食べ応えがあることを強調した。また料理については「シンプルでちょっとした工夫でできるおいしい料理が理想」と持論を展開した。

美貌を保つ秘けつとして、刺激ある人生を挙げた。女優、歌手、ダンサー、小説家、実業家などとしても活躍しており、「何かを始める時に年齢は関係ない。出会い、つながり、絆といった『赤い糸』を大事にして行動すれば人生の充実につながる」と締めくくった。(竹内雅紀)