東海愛知新聞バックナンバー

 6月16日【木】

林業振興に尽くす

岡崎の山本さん 農林水産大臣賞受賞

額田林業クラブの前会長で林業の山本恵一さんが、平成27年度の「緑化功労者表彰」(国土緑化推進機構)で最上位に当たる農林水産大臣賞を受賞した。

6月5日に長野市で開かれた第67回全国植樹祭(同機構、同県主催)で緑化功労者の表彰式があった。山本さんは前日の4日に行われたレセプションで、全国植樹祭にご臨席した天皇、皇后両陛下と懇談。14日は岡崎市役所を訪れ、内田康宏岡崎市長に受賞の喜びを報告した。

「森林と間伐の重要性を説きながら、森林環境教育の推進に努めてきた」と山本さん。22年前から地元の額田中学校1年生の間伐体験授業で講師を務め、森林を手入れする実技を示してきた。近年では私立幼稚園や公共施設への地元木材の活用に尽力している。

5月29日の額田林業クラブ総会で、平成15年から務めてきた会長を退いた。「若者の山に対する関心の薄れが最も心配」とし、「(林業振興のために)今後もできることはさせてもらいたい」と話している。

内田市長は「額田地区の豊かな自然空間は貴重なもの。山間地で過ごす生活の魅力が味わえるようにうまく生かしていきたい」と述べた。(今井亮)