東海愛知新聞バックナンバー

 6月4日【土】

意義、重要性の理解を

18日 イオンで未成年者模擬選挙

岡崎青年会議所(岡崎JC、加納勉理事長)は18日、岡崎市戸崎町のイオンモール岡崎3階イオンホールで未成年者向けの模擬選挙を開く。6月公開例会として開催し、同市と幸田町教育委員会が後援。

公職選挙法の改正により、参院選(22日公示、7月10日投開票)から選挙権年齢が18歳以上に引き下がるのに伴い、若年層に選挙の意義や重要性を理解してもらおうと企画された。岡崎JCでは5月30日に県立岡崎高校でも未成年者模擬選挙を授業として実施した。

当日は4部構成。

  1. 選挙の意義についての説明
  2. 岡崎JC会員3人が架空の候補者(保守、中道、革新)にふんして政見演説
  3. 参加者複数人によるグループディスカッション
  4. 模擬投票

―となっている。投票箱や記載台は実際の選挙で使用されるものを用意。

対象は岡崎市、幸田町に在住、在学、在勤の中学卒業以上の未成年者。参加無料。先着100人。事前申し込みも受け付けている。参加者にはイオンで使える商品券などがプレゼントされる。ボランティアも同時募集している。問い合わせは、岡崎JC事務局(53―5045)へ。

岡崎JCでは今年、政治経済系の委員会を立ち上げ、議会のしくみを学ぶなどしている。模擬選挙の担当者は「差し迫った参院選はもちろん、10月には岡崎市長・市議ダブル選挙がある。選挙権を新たに持つ未成年者の方には、政策本位で候補者を選んでもらえるようしっかりと準備をして有意義なイベントにしたい」と話している。(竹内雅紀)