東海愛知新聞バックナンバー

 1月23日【土】

ピンバッジ人気上々

岡崎 市制100周年の意識高まる

岡崎市が販売している市制施行100周年記念ピンバッジが、予想を上回る人気ぶりを見せている。市制施行99周年を迎えた昨年7月1日に6000個を発売したところ、12月24日に完売し、年内は品切れ状態になっていた。急きょ追加発注した5000個が入荷し、1月12日に販売を再開したが、22日までの10日間で約1000個が売れた。(今井亮)

100周年記念事業推進課によると、昨年の発売日のみで1922個を販売。個人をはじめ、企業や団体などが買い求めることもあるため、多い時で350個以上が売れる日もある。

同課は昨年の完売以降に訪れた来庁者に対して、1月15日の再入荷予定を案内していたが、早まった入荷に伴い再販日を繰り上げた。22日現在の在庫は約4000個で、完売後の発注は未定。

同課の担当職員は「最初の6000個が年内に完売するとは思ってもみなかった」と驚きを隠せないでいるが、予想外の反響に「市制施行100周年の年を迎えたこともあって、市民の意識の高まりを感じている」と話している。

ピンバッジは市の観光資源である桜をイメージした直径約3センチのピンクの花びら形で、中央に記念ロゴマークが入っている。1個100円。同課のみで販売している。購入できる個数に制限は設けていない。取り置きや予約は不可。在庫に関する問い合わせは同課(23―6100)へ。