中日本高速道路は11日、新東名高速道路の浜松いなさジャンクション（JCT、浜松市）―豊田東JCT（豊田市）間（約55キロ）を、来年2月13日午後3時に開通すると発表した。また、開通区間に適用される料金体系を明らかにした。（今井亮）

2月13日の開通により、平成24年4月14日に開通した御殿場JCT―浜松いなさJCT間を合わせ、開通区間は延長約200キロに到達する。

同社によると、今回の開通区間を利用した場合、御殿場JCT―豊田JCT区間の所要時間は120分で、東名使用時に比べ60分短縮される。55キロ区間のJCT、インターチェンジ（IC）、サービスエリア（SA）、パーキングエリア（PA）は、浜松いなさJCT、新城IC（新城市）、長篠設楽原PA（同）、岡崎東IC（岡崎市樫山町）、岡崎SA（同市宮石町）、豊田東JCT。

料金体系は岡崎東ICから普通車で乗り入れた場合、新城ICまでが860円、東名高速・豊田ICまでが920円、同・名古屋ICまでが1,310円、同・東京ICまでが5,070円。

ETCの利用は「深夜割引」（午前0時〜4時で30％割引き）、マイレージサービスによる「平日朝夕割引」（午前6時〜9時、午後5時〜8時で最大100キロ分を最大50％割引き）、土日祝日に軽自動車と普通車を対象に30％割引きとなる「休日割引」を適用する。