東海愛知新聞バックナンバー

 7月9日【水】
ものづくり岡崎フェア

111社・機関が参加

きょう・あす 中央総合公園で

三河地域を中心に、111の企業・機関が一堂に集うものづくりの祭典「ものづくり岡崎フェア2014」が、きょう9日、岡崎中央総合公園内総合体育館で始まる。あす10日までの2日間、多彩な独自技術が集結する。岡崎商工会議所、岡崎市、岡崎ものづくり推進協議会主催。(大山智也)

同フェアは、「ものづくり岡崎・三河」のイメージ向上と技術振興による地域活性化を目的とした技術交流イベント。三河地域の優れた技術を1カ所に集め、展示・提案を通して販路を開拓し、新しいビジネスチャンスを生む機会として、隔年で開かれている。

4回目となる今年は、会場を市竜美丘会館から岡崎中央総合公園に変更。それに伴い、出展対象も岡崎から三河地域全域に拡大するなど、同地域で過去最大級の技術展示会となる。時間は午前10時〜午後5時、入場無料。

武道館では、出展企業がそれぞれのブースで製品や技術の展示・提案を行う。7大学と2つの公設試験研究機関は、中小企業との共同研究や委託研究などによる新製品や新技術を紹介。大学と研究機関のコーディネーターによる技術相談会もある。

事業家ら5人講演

第一錬成道場では、「新たな“ものづくり”への挑戦」をテーマに、5人の講師が講演する。講演の日程と内容は次の通り。

  • 9日午後1時30分〜2時30分=「ものづくり産業の課題と解決」平塚敦之(経済産業省製造産業局・ものづくり政策審議室長)
  • 午後3時30分〜4時30分=「町工場の挑戦! 深海8000メートルの無人探査機」杉野行雄(杉野ゴム化学工業所代表取締役)
  • 10日午前10時30分〜11時30分=「カーナビゲーション、新しいドライビング体験の創出」森本恭己(アイシン・エィ・ダブリュ執行役員)
  • 午後1時〜2時=「企業連携で時代を切り拓く京都試作ネットの底力とは」竹田正俊(クロスエフェクト代表取締役)
  • 午後3時〜4時=「微細・精密加工技術で航空宇宙・医療分野に進出」伊藤智啓(蒲郡製作所代表取締役)