東海愛知新聞バックナンバー

 6月10日【火】
定例議会一般質問

岡崎でエンディング

家康公400年祭3市連携事業

岡崎市議会6月定例会は9日、本会議を再開。4日目最後の一般質問が行われ、井町圭孝(民政ク)三浦康宏(自民清風会)畑尻宣長(公明)柴田敏光(民政ク)山崎泰信(自民清風会)原田範次(民政ク)の6議員が登壇した。(山本浩禎)

三浦議員が、本市と静岡、浜松の3市連携で行う徳川家康公顕彰400年記念事業で、岡崎が核となる事業について尋ねた。

寺田雄司副市長は「3市連携のプレ事業として、今年12月26日に静岡大学名誉教授小和田哲男氏の講演会を本市で計画している」としたうえで、「全体事業のオープニングは、静岡市からの申し出により家康公崇敬の神社である静岡浅間神社で行われることとなった。大御所として最期を迎えられた静岡の地でオープニングイベントを開催することを受けて、生誕の地である本市でエンディングイベントを行うといった演出を各市に提案したところ、推進委員会で了承をいただいた。エンディングの日程は、家康公生誕日の12月26日に行っている家康公生誕祭で執り行う予定だ。年末の行事であり、400年祭の年の締めくくりとしても絶好のタイミングと考えている」と答えた。

■乙川親水地区のランニングコース

井町議員が、「乙川リバーフロント計画にあるランニングロードを矢作川にもつないで全長20キロ程度のランニングコースができれば、観光資源の1つにもなるのではないか」と尋ねた。

岩瀬敏三都市整備部長は「今年度は、距離やコース設定のための実証実験を行い、その結果を踏まえて具体的な施設整備の検討を進めていく予定だ」としたうえで、「ランニングコースは十分な距離がある方が望ましいことから、乙川リバーフロント地区の中だけにとどまらず、矢作川の河川空間など周辺への延伸の可能性についても引き続き検討していく」と述べた。