東海愛知新聞バックナンバー

 3月26日【水】

今年はバスケで交流

岡崎市城北中に被災地など12校の生徒集まり

岡崎市城北中学校で25日、福島県いわき市の中学校2校の生徒とのバスケットボール交流試合が行われた。きょう26日まで。被災地・福島県の子どもたちの保養とスポーツを通じた交流を図ってもらおうと「福島のみんな! あそびにおいでんプロジェクト愛知実行委員会」が企画した。(竹内雅紀)

■あそびにおいでんプロジェクトの一環

交流試合に参加したのは、いわき市から中央台北と赤井の2校、名古屋市の東海、春日井市の岩成台、豊田市の豊南、美里、岡崎市の美川、甲山、矢作、愛教大附属岡崎、南、城北の計12校。昨年はバレーボールを通した交流だったが、今回は初めてバスケットボールが採用された。

いわき市から24日にバスで岡崎まで来た2校計18人の生徒は、“長旅”の疲れも見せずに元気な姿でプレーした。中央台北の主将馬場遼太君(14)は「愛知県のチームはスピードがあって驚いた。岡崎に来たのは初めてで、いわきよりも暖かい。呼んでもらって感謝している。残り試合は全勝できるよう頑張りたい」と汗をぬぐいながら話した。

同行した保護者からは「子どもたちにとっていろんな意味で成長できる経験になる。ぜひ継続してほしい」との声もあった。

福島のみんな! あそびにおいでんプロジェクト愛知実行委員会は、大震災で避難してきた人を含む岡崎市内の主婦が中心となって福島県を支援する活動を行っている。