東海愛知新聞バックナンバー

 3月23日【日】

きょうまで 「ものづくり」体験

岡崎市産業人材支援センター
訓練展の即売も人気

岡崎市産業人材支援センターで「ものづくり体験教室&訓練展フェスティバル」が、きょう23日まで開かれている。初日の22日には、普段できない“ものづくり”に挑戦しようと、多くの親子連れでにぎわった。(大山智也)

多くの人に体験を通してものづくりに興味を持ってもらおうと、職業訓練法人岡崎技術工学院岡崎情報開発センターが中心となって企画した。今年は来場者の要望を受け、昨年復活した包丁研ぎを継続して実施。石材、建築、左官、板金の各体験コーナーでは、それぞれプロの職人から指導を受けながら工作が体験できる。

石材科では、石灰岩ブロックでフクロウの石像を作る「フクロウ掘り(500円)」や、石にマーカーで絵を描く絵描き体験(無料)を用意。建築科では、バーナーと焼印で木材にオカザえもんの顔を描く「オカザえもん鍋敷き(200円)」などが体験できる。左官科では、子どもに人気の光るどろ団子作り(300円)。板金科では銅や真鍮のマドラー(300円)レリーフ(500円)作りが楽しめる。

ほかに、かんなを使った菜ばし作りや、岡崎高等技術専門校による輪ゴム銃体験もあり、子どもと大人が一緒になって夢中になれる催しが目白押し。

■技能五輪PR

さらに、今年の11月に県内で行われる技能五輪全国大会と全国障害者技能競技大会のPRブースも設置。技術工学院の生徒が制作した木工・金属加工品の展示販売や、岡崎情報開発センターのパソコン・スマートフォン相談室、シニアパソコンカルチャークラブの作品展示など、体験コーナー以外も充実。

きょう23日は、午前10時からゲストとしてオカザえもんが登場し、来場者と一緒に各ブースを体験する。

開場は午前10時〜午後3時。問い合わせは産業人材支援センター(52―4611)へ。