東海愛知新聞バックナンバー

 12月25日【水】

岡崎初のJFL

マルヤス工業サッカー部

岡崎市橋目町に工場を構え、練習拠点を同市内に置く自動車部品メーカー・マルヤス工業(本社名古屋市昭和区、山田泰一郎社長)のサッカー部が来季からアマチュアサッカーのトップリーグJFL(日本フットボールリーグ協会)に昇格する。県内で唯一のJFLチームで、チーム名に「岡崎」の名前を入れる予定。(竹内雅紀)

■14チームで始動 青森〜鹿児島 し烈なリーグ戦

サッカー部は昭和43(1968)年創部。地域リーグの東海リーグには38年前から所属していた。選手は全て同社社員。今季は東海リーグ優勝、東日本社会人サッカー大会も制し、入会を申請していたJFL入りが決まった。JFLは来季14チームで始動。北は青森県、南は鹿児島県までのチームがあり、全国を転戦するし烈なリーグ戦となる。

岡崎からは初のJFLチーム。チーム名に地名が入ることで、山田社長は「岡崎の名前を全国に売るチャンス。スポーツを通して会社を元気にし、地域も盛り上げたい」と話す。小原秀男監督は「期待よりも不安の方が大きいが、チームワークを生かして頑張りたい」、濱ア滋昌主将は「レベルの高いリーグでやれるのは楽しみ」と抱負を語った。

■県協会、専用グラウンド整備を要望

県サッカー協会は、同チームのJFL昇格を機に岡崎でのサッカー専用グラウンド整備を内田康宏市長らに要望した。