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 5月9日【木】

道の駅「藤川宿」 利用者100万人達成

オープン5カ月 岡崎出身の古田さん

道の駅「藤川宿」の利用者が8日、100万人に達した。幸運の来場者は、岡崎市出身で名古屋市昭和区在住の古田紀子さん(71)。内田康宏市長らが出席し記念式が行われた。オープンから約5カ月での快挙に、関係者は祝賀ムードに包まれた。(横田沙貴)

藤川宿は昨年12月9日にオープン。開駅2カ月で入館者が47万人を超え、その後も平日で約5000人、土日曜と祝日は8000〜1万人が、多い時で約1万4000人が来場。ゴールデンウイークには約7万人が利用した。

古田さんは、長女の福井裕子さん(46)、次女の宇野尚子さん(40)の3人で、くらがり渓谷を訪れた帰り。美合町の実家に寄る途中だったという。古田さんには、内田市長から花束と岡崎産コシヒカリ10キロ、むらさき麦や八丁味噌を使った記念品などが贈られた。

また1組前の佐藤裕康さん(64)、潤子さん(64)夫妻=岡崎市上里2=、1組後の兵藤里美さん(59)=同市鶇巣町=と本多佐奈江さん(56)=同市大幡町=にも記念品が進呈された。

古田さんは「(道の駅が)できたと聞いたので寄ってみました。まさかと言う気持ちです。いい記念になりました」と喜んでいた。

■「市民やファンのおかげです」

中根忍駅長は「100万人を達成できたのも、岡崎市民やファン、関係者の皆様のおかげ。今後も多くの皆様を迎えるため、汗を流し、知恵をしぼり頑張っていきます」とあいさつした。