東海愛知新聞バックナンバー

 4月27日【土】

岡崎市役所入り口に広告パネル

広告代理店に貸して
年間105万円余の財源

岡崎市役所東庁舎1階と福祉会館1階の入り口に26日、企業名などが入った広告パネルが設置された。

広告パネルは市が公有財産の有効活用や自主財源確保の策として、庁舎の一部スペースを広告事業者に貸す制度。名古屋市の各区役所、常滑、田原市役所などで設置されている。

1月の入札で名古屋市の広告代理店「表示灯」が落札。2カ所で年額105万840円を市に支払う。貸付期間は平成30年3月31日まで。

今回設置されたパネルには、申し込みのあった地元39事業所の広告が掲載されている。東庁舎は案内表示板の真横にパネルを追加、福祉会館では避難所マップ入り口にパネルを新設した。

同社によると、まだ10事業所分の空きスペースがある。内訳は、東庁舎と福祉会館のパネルに計3カ所掲載できる「大」が1、福祉会館の避難所マップの下のみに掲載される「小」が9。「大」は制作費込みで年額17万円、「小」は同8万5,000円程度。

避難所マップには広告掲載事業所の位置が示されるほか、画面にタッチすれば市の情報が得られる機能も付いている。

広告掲載の問い合わせは、同社(052―856―1611)へ。(竹内雅紀)