東海愛知新聞バックナンバー

 3月31日【日】

橋上型の東改札口

名鉄東岡崎駅 あすから本格使用開始

平成23年7月に着工し、整備が進められていた名鉄東岡崎駅東改札口が4月1日、本格的に使用開始となる。同駅2つ目となる改札口は橋上型。将来の同駅周辺整備を見据えている。

東改札口は鉄骨3階建て、延べ床面積は2231平方メートル。改札口は3階になる。上下線のホームと北口のバス乗り場寄りにエレベーターが設置され、エスカレーターや階段も4カ所設置。改札機は3台。改札内にトイレもある。総事業費は26億9,786万9,000円。昨年12月から一部で利用されていたが、エスカレーター完成で本格的利用となる。

改札口は自然光を多く取り入れており、明るい雰囲気が漂う。また、壁は上が白、下が黒で落ち着きのある岡崎らしさを意識して造られた。改札口は名鉄が運営する駅南側の有料駐車場と連結しているほか、エスカレーターを下りると北側のバス乗り場に直行できるようになっている。

東改札口の利用時間は午前5時15分〜翌日午前0時45分。駅周辺では東口に広場を造ったり、北口に橋上の自由通路を架(か)けたりする構想がある。(竹内雅紀)