東海愛知新聞バックナンバー

 2月22日【金】

“就活”地元志向へ

岡崎中総で合同企業説明会
西三河地区の115社参加

岡崎中央総合公園で21日、西三河地区合同企業説明会が開かれた。岡崎市と岡崎商工会議所を含む西三河の6市と商議所が共同で毎年実施。今年は、昨年の107社から8社多い115社が出展し、どのブースもリクルートスーツ姿の就職希望者で混雑していた。(大山智也)

出展企業は金融、製造、小売、サービスなどさまざまで、その多くが西三河地区に本社や営業所を置く地元企業。今年は企業側の採用意欲が高く、地元の若い学生を積極的に採用しようとする企業が多く見られた。

岡崎商議所によると、今年は関東や関西に本社を置く大企業よりも、地元の中小企業に就職を希望する学生らが増えたという。特に人気があるのは金融業と製造業で、各信用金庫や食品、部品製造企業のブースを中心に多くの参加者が詰め掛けた。

参加者はパンフレットとメモを手に会場を回り、興味のあるブースではメモを取るなどしながら、担当者の説明に熱心に耳を傾けていた。

説明会に参加した専門学校生は「いろいろな企業を見て回りました。IT関係の企業に興味があるので、この業界を中心に就職活動を進めていきたいです」と話した。

このほかにも、パソコンを使った職業適性診断や専門の相談員による就職相談コーナーも設けられ、来場者はエントリーシートの書き方や効果的な自己紹介の仕方などを相談していた。


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