東海愛知新聞バックナンバー

 2月2日【土】

“もの”“活動”ベストマッチ

岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)
人にやさしい街づくり賞受賞

快適な広々空間など評価

岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)がこのほど、「人にやさしい街づくり賞」(愛知県主催)に選ばれた。

「もの」と「活動」がマッチングした取り組みを表彰するもので、今回で18回目。県内で30件の応募があり、りぶらを含む5件が受賞した。岡崎市関係分では2年前(第16回)に特定非営利活動法人福祉工房あいちが受賞して以来。

講評では、りぶらが大樹寺―岡崎城間のビスタラインを守るために低層建物にしたことや1日平均4,000〜5,000人と多くの利用者でにぎわうことを評価。広々とした空間が快適性につながり、「家康文庫」「内田修ジャズコレクション展示室」やホール、レストランの併設で幅広い層の来館者が1日過ごせる図書館と称賛し、「計画段階から市民とのかかわりを高め、多くの活用が期待できる人にやさしい施設として未来が楽しみ」としている。

表彰式は3月1日、名古屋市内で行われる。(竹内雅紀)