東海愛知新聞バックナンバー

 8月21日【火】
岡崎城西高パワーリフティング部

■15年ぶり全国優勝

世界大会出場へ

岡崎城西高校パワーリフティング部がこのほど、全国高校選手権大会団体の部で15年ぶり2度目の優勝を果たした。20日に岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長に報告した。(竹内雅紀)

パワーリフティングは、両肩にバーベルを担いだ状態でしゃがんで立ち上がる「スクワット」、ベンチに仰向けになってバーベルを持ち上げる「ベンチプレス」、床にあるバーベルを直立姿勢になるまで引き上げる「デッドリフト」の3種目の合計点で競う。

5日にさいたま市で開かれた全国大会は53キロ〜93キロ超級の7階級で行われ、団体戦は各階級の上位2選手の合計得点で競った。同部は最重量の93キロ超級以外はすべて1位か2位の好成績を収め、断トツで優勝。大会後、東日本大震災の被災地・宮城県南三陸町でボランティア活動をした。

■目標達成できた

主将の岡田彩(たくみ)君(3年)は「例年よりも個人のレベルが高く、刺激になった。目標を達成できて良かった」と喜んだ。春の選抜大会で優秀な成績を収めた3選手が、28日からの世界選手権(ポーランド)に出場する。柴田市長は「素晴らしい成果。世界の舞台でも大いに頑張ってほしい」と激励した。

入賞して市役所を訪れたのは次の皆さん(◎は世界選手権出場者)。

佐野誓建、◎畔栁悠生、三浦涼、◎南場航太朗、山先康幸、岡田彩、◎杉浦康宏、加賀亮之祐、鈴木将太、岡田卓也、新井一真