東海愛知新聞バックナンバー

 8月2日【木】

■青少年活動に尽力

岡崎 育成者3人 団体・光ヶ丘女子高ダンス部
県から表彰

5月の愛知県青少年育成県民会議総会で、健全な青少年活動に励んでいる個人・団体として表彰された岡崎市の関係者・団体が1日、市役所を訪れ、柴田紘一市長に報告した。(竹内雅紀)

市役所を訪れたのは、県青少年育成アドバイザー連絡協議会理事の近藤妙子さん(70)=洞町、日本ボーイスカウト愛知連盟理事の鈴木市男さん(65)=渡町、光ヶ丘女子高校ダンス部顧問の團野美由紀さん(49)=日名本町=の個人表彰3人と、団体表彰を受けた光ヶ丘女子高校ダンス部の林友里菜部長(17)、柴田真友子副部長(17)、河合春陽副部長(17)。

地域見守り
指導で貢献

近藤さんは34年間、更生・立ち直り支援や地域の防犯パトロール、児童の登校時に声掛けをする「おはようおばさん」として地域の安全を見守る。鈴木さんは45年間ボーイスカウトの指導者として、青少年の育成指導に尽力。團野さんは23年間ダンス部の顧問として、演技指導のほか人間関係や規範意識の醸成を図り、文化振興や社会貢献活動を展開している。

光ヶ丘女子高校ダンス部は平成元年に設立。全国大会の常連で、イベントや小中学校で演技を披露している。

近藤さんは「あいさつが一番大事。これからも同じことをやるだけです」、鈴木さんは「今後も楽しみながら一生懸命活動します」、團野さんは「ダンスには心の表現が大切。生徒には心を磨くように指導しています」、林部長は「受賞はこれまでの先輩たちのおかげ。賞に恥じないよう頑張ります」と語った。

柴田市長は「皆さんの活動は大事な役割を果たしている。岡崎が明るい社会になるようにこれからも頑張ってほしい」とたたえた。