東海愛知新聞バックナンバー

 6月5日【火】

■太陽の城跡地はホテルなどに

岡崎市が実施方針策定

岡崎市は4日、同市明大寺本町の太陽の城と教育文化館の跡地利用について、シティホテルや集会・イベントができる機能が備わった施設の建設が望ましいという実施方針を策定した。9月上旬に事業者を募集し、公募型プロポーザル方式で12月上旬に譲渡先を決める。対象は約8,710平方メートル。周辺道路整備で売却面積は約7,800平方メートルになる。

対象地域は名鉄東岡崎駅と岡崎公園の中間にあり、乙川沿いで景観が優れ、観光周遊の拠点になりうることから、市は民間のノウハウを活用して宿泊施設を建設することが有効と判断。経済効果も期待している。

太陽の城は今年度内に市が、教育文化館は権利を得た業者が解体。土地の譲渡契約締結は年度末の予定。