東海愛知新聞バックナンバー

 4月13日【金】

■“技術力”新たな提案

ものづくり岡崎フェア
7月10、11日 竜美丘会館
次世代型電気自動車も

岡崎市内の製造業者らが優れた製品や技術を展示する「第3回ものづくり岡崎フェア2012」が7月10、11の両日、市竜美丘会館で開かれる。今回は事業者向けに特化した展示や技術の提案を行い、ものづくり岡崎のイメージ向上と地域活性化を目指す。(竹内雅紀)

フェアは平成20年にスタートし、隔年開催。2年前の前回は2日間で4559人が来場した。岡崎商工会議所岡崎市岡崎ものづくり推進協議会の共催。

今回のテーマは「技術力を高める新たな提案 明日を切り拓く」。市内の66社、機関(うち23社、機関が新規)が出展。会場内を回りやすいように

  1. 素材
  2. 金属加工
  3. プラスチック成形・加工
  4. 表面処理
  5. 計測・分析
  6. 装置・設備
  7. 専用機
  8. 環境・電気自動車・蓄電池

―と8区分にした。また、商工会議所の創立120周年を記念して、東レの次世代型コンセプト電気自動車「"TEEWAVE"AR1」を特別展示。炭素繊維や樹脂など同社の材料や技術を生かしたコンセプトカーで、東京モーターショー2011にも出展している。

このほか、県内9大学・公設試験研究機関のコーディネーターによる技術相談コーナーや岡崎ビジネス大賞受賞企業の事業紹介、市内の研究機関・教育機関の活動紹介、講演会(要事前申し込み)がある。

岡崎ものづくり推進協議会長の田口竜也岡崎商工会議所副会頭は「優れた日本のものづくりは衰退傾向にある。国内生産を広めるためにも多くの方に来場してほしい」と呼び掛けている。

両日とも午前10時〜午後5時。入場無料。問い合わせは、岡崎ものづくり推進協議会(53―6191)へ。