東海愛知新聞バックナンバー

 2月28日【火】

■市民がアイデア提案

岡崎「まちシゴト」最終審査に27組

市民のアイデアで街の活性化を目指す「まちシゴト・アイデアプランコンテスト」ファイナルプレゼンテーションが26日、岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)会議室で開かれた。小学生から90歳代までの市民から206件の応募があり、2回の書類審査で選ばれた27組が、アイデアを発表した。(大津一夫)

小学校5年生から60歳代の個人とグループが、3分の制限時間内にイラストなどを使ってプランを説明。武田憲明副市長らが審査した。

身近な場所でお年寄りをサポートする「地域の暮らしお助け隊」や、子育て世代の孤立化を防止する仲間づくりの支援など、さまざまな提案があった。

審査の結果、グランプリには光ヶ丘女子高校3年生・糟谷ひかるさん(19)と田中瑞希さん(18)の「楽しく笑顔あふれるご近所スーパー 楽エコ」。準グランプリには田口芳直さん(61)の「黄色い旗と月々ワンコインで、1年365日あなたを見守ります」、近藤圭太さん(28)の「都市と田舎をつなぐまちなか直売所」が選ばれた。

一般市民の投票によるオーディエンス賞には、福岡小学校5年生・黒蜍v瑠実さん(11)の「子どもたちの 子どもたちによる 子どもたちのための岡崎応援部・岡崎miso娘」が決まった。

このコンテストは県の「新しい公共の場づくりのためのモデル事業」に採択され、初めて開催された。市や若者支援の活動をしているNPO法人などで組織する「おかざきソーシャルビジネス・コミュニティビジネス創出コンソーシアム」が主催。東海愛知新聞社などが協賛。今後、提案のあったプランの中から優秀なアイデアを選び、モデル事業として金融機関などが支援して事業化を目指す。


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