東海愛知新聞バックナンバー

 1月31日【火】
ショパン国際ピアノコンクールアジア大会

■佐々木君が奨励賞

(岡崎市矢作北中2年)
「さらに上の賞を」

岡崎市矢作北中学校2年の佐々木翼君(14)が、横浜市で行われたショパン国際ピアノコンクールアジア大会ソロ中学生の部で奨励賞を受賞した。30日に岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長に報告した。(竹内雅紀)

佐々木君は4歳でピアノを始め、国際的なピアニストでショパン国際ピアノコンクール4位入賞の実績を持つ関本昌平さんらに師事。小学生から数々のコンクールに参加し、ショパンコンクールには4年生から挑んでいる。

昨年秋の中部地区大会、年明けの全国大会でともに銀賞を獲得。初めてアジア大会に駒を進めた。本番ではともにショパンの「エチュードOp.25―5」と「スケルツォ第3番」を演奏し、金、銀、銅に次ぐ奨励賞に選ばれた。佐々木君は「もっと上の賞を狙っていたので残念」と振り返った。

柴田市長は「大変立派なことで、宝物と言える。今後も頑張って」とたたえた。

佐々木君は「今よりも上達して、さらに上の賞を取りたい。将来は音楽関係の仕事に就きたい」と抱負を語った。


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