東海愛知新聞バックナンバー

 12月9日【金】

■技能五輪に連続出場

幸田の宇都野さん、建築大工の部

幸田町芦谷の大工、宇都野雅志さん(21)が、今月16〜19日に静岡市駿河区のツインメッセ静岡などの会場で開かれる第49回技能五輪全国大会の建築大工の部に、県代表として参加する。昨年に続いて2度目の出場。「昨年は多くの人に圧倒され入賞を逃しました。今年は金賞を目指して頑張ります」と意気込みを語った。(横田沙貴)

競技では、高さ55センチほどの模型を12時間以内に作る。図面を引き、切断、かんな掛け、伝統的な継ぎ手の加工など、総合的な技術が要求される。採点は継ぎ手の隙間や木材の状態、時間などにより減点がある。

約2カ月前に課題が発表されてから、碧南市ものづくりセンター内の愛知建連技能専門校で午前8時から午後8時30分まで練習している。「コンマ数ミリのずれでも、すべて結果に現れる」と、繰り返し模型を作り、失敗の原因を調べて、技術の精度を上げている。

宇都野さんは小学校2年の時、自宅の建て替えを行う大工の姿を見たのが大工を志したきっかけ。「何もないところから家が出来上がる様子は印象に残りました。普通の人にできない事ができるというのが魅力的でした」

中学卒業と同時に大工の道へ進んだ。宇都野さんが務めるコンドウ建築=西尾市戸ヶ崎5=の近藤博樹社長は「やる気があり、教えたことをすぐ吸収してくれる。大工という仕事と真剣に向き合っている」と、将来有望な若手大工の成長を期待している。

宇都野さんは「親方(近藤社長)はあいち技能マイスターと建設マスターの2つの資格を持っていて、偉大な目標。親方のように、自分でないと建てられないような家が建てられる大工になりたいです」と目標を語っている。


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