東海愛知新聞バックナンバー

 12月3日【土】

■資源ごみ持ち去り禁止

岡崎市議会一般質問
来年度中に条例化へ

岡崎市議会12月定例会は2日、本会議を再開。一般質問が行われ、木全昭子(無所属・共産)内藤誠(ゆうあい21)村越恵子(公明)山崎泰信(自民清風会)米村賢一(ゆうあい21)鈴木雅登(日本一愛知の会 岡崎)の6議員が登壇した。

内藤議員が、空き缶などの資源ごみ持ち去り禁止の条例制定について市の考えをただした。

木俣弘仁環境部長は「市民からの通報に対して、必要に応じてステーションへの市職員による立ち番、巡視を実施しているが、市の指導には強制力が伴わないことから対応に限界がある。そこで、先進他都市の事例も参考に、資源物の持ち去り行為を禁止する事項の条例化を現在、検討中だ」としたうえで、「条例には罰則規定を取り入れる予定で検討しており、今後、検察庁や地元警察との協議、調整も必要となることから平成24年度中の条例施行を目指している」と答弁した。

さらに木俣部長は、資源ごみの抜き取り行為を抑止するため、今月5日から市内をパトロールすることを明らかにした。

■寿バス券給付事業の再開を

木全議員が、寿バス優待券再開の考えをただした。

金森隆福祉保健部長は「高齢者への寿バス優待券等給付事業は平成21年度に終了している。名鉄バスでは65歳以上を対象にした得々パス制度を低額利用料金で実施しており、また、まちバスも同様に低額で利用いただいている。今後すぐに事業を再開する計画は持っていない」と答えた。


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