東海愛知新聞バックナンバー

 8月26日【金】

■災害用トイレに注目

岡崎市 下水道整備に理解を

岡崎市は25日、同市戸崎町のイオンモール岡崎で「下水道の日」キャンペーンを開いた。9月10日の「下水道の日」を前に、下水道整備について理解してもらおうと毎年実施しているもので、内田義昭下水道部長らがPR。市管工事業協同組合と岡崎上下水道協同組合が協力した。

会場には、下水道の仕組みを説明するパネルや3年前の8月末豪雨の浸水実績図、排水設備模型、雨水貯留槽などを展示。

また、東日本大震災を契機に関心が高まっている災害用トイレもあり、来場者の注目を集めていた。災害用トイレは組み立て式。パイプを組んだ便座をマンホールの上に置き、使用時は全体をテントで覆うことができる。

うちわや万華鏡作りができる工作コーナーで楽しむ親子連れもいた。

同部によると、今年3月末現在の市内の下水道普及率は85.6%。担当者は「この種のキャンペーンを通して、普及率のアップに努めたい」と話していた。(竹内雅紀)


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