東海愛知新聞バックナンバー

 8月11日【木】

■冨田さんの曲など披露

岡崎ジュニアオケ きょうコロネットで定演

創立15周年を迎える岡崎ジュニアシンフォニックオーケストラは、きょう11日午後2時30分から、岡崎市シビックセンターコンサートホール・コロネットで定期演奏会を開く。(横田沙貴)

同オーケストラはこれまで、岡崎市出身の世界的ピアニスト河合優子さんや、ミラノ・スカラ座の指揮者アレッサンドロ・フェッラーリさん、「トミタサウンド」で有名な岡崎市ゆかりの冨田勲さんら一流の音楽家と共演した経験を持つ。

今回の演奏会には小学4年生〜大学4年生の70人が参加。これまで学んできた集大成を披露する。

演奏会を翌日に控えた10日は、最後の練習が同市太陽の城で行われた。団員らは真剣な顔で練習に取り組んでいた。

団長の前田悠紀子さん(14)は「プロの方に教えてもらうたびに音楽の完成度が上がり、演奏に対する姿勢が変わった。今まで練習してきたことを精一杯生かしたいです」と意気込みを語った。

本番では、モーツァルト「ホルン協奏曲」やアンダーソン「トランペット吹きの子守歌」などで、大学生6人がソロパートを担当する。「国」への思いを問いかけるため、冨田さんの「新日本紀行」や、シベリウスの「フィンランディア」などを含め全8曲が披露される。


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