東海愛知新聞バックナンバー

 7月27日【水】

■牛の餌やり作業も

県農業大学校で高校生が体験

岡崎市美合町の県立農業大学校で26日、高校生の1日農業体験学習が行われた。事前に申し込んだ県内外の高校生31人が参加。学内の見学や学校紹介のあと、5つのコースに分かれて、家畜の餌やりや、ミカンの選別などの作業をした。(横田沙貴)

体験学習は年5回開かれている。高校生が農業について学び、同大学校へ進学してもらうのが目的。

午前中は、学校案内や学内見学。学生がスライドなどを使って学生生活を紹介した。

午後からの体験では、花き、稲などの作物、果樹、野菜、畜産の5コースに分かれて、それぞれ実際の作業を学んだ。

畜産コースは、飼育されている牛に餌(牧草)を与えた。月齢や受胎しているかによって量を変えるため、はかりで量った。

安城農林高校2年の女子生徒(17)は「学校でも牛の世話をしていますが、やっぱりかわいい。進学するかは悩んでいますが、牛に触れる仕事に就きたいです」と話した。

体験学習は、8月2日、9日、23日と12月27日にも行われる予定。8月9日以降の参加申し込みを受け付けている。締め切りは実施日の各10日前。問い合わせは同大学校研修部(51―1034)へ。


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