東海愛知新聞バックナンバー

 7月1日【金】

■山野君 世界選手権へ

岡崎市矢作南小6年・愛知幸田ボーイズの主将、県内から唯一

■8日から台北

硬式少年野球チーム「愛知幸田ボーイズ」の主将を務めるセンター・山野海斗君(12)=岡崎市矢作南小学校6年=が日本代表選手(18人)に選ばれ、7月8日から17日まで台湾・台北市で開催される国際野球連盟(IBAF)主催の12歳以下の世界選手権に出場する。(今井亮)

山野君率いる愛知幸田ボーイズは4月の地区予選を勝ち抜き、5月上旬に三重県で開かれた中日本大会でベスト4に進出。4強の中でも、ダイビングキャッチなど守備力が際立った山野君は、愛知県内のチームでただ1人、日本代表の中日本ブロック枠3人のうちの1人に選出された。

世界選手権には16の国と地域が出場。台湾をはじめ、同じアジア勢の韓国、ベネズエラやメキシコなど中南米の強豪がひしめき、激戦が予想される。

高校球児だった父親をコーチに、幼稚園のときに野球を始めた山野君。広い守備範囲と足の速さを生かした走塁が持ち味という。愛知幸田ボーイズの大竹巨秀代表(43)は「走・攻・守そろった選手で、特に守備力はトップクラス」と太鼓判を押す。

山野君は29日、両親や大竹代表と岡崎市役所を訪れ、柴田紘一市長から「日本代表として頑張り、成果を挙げてほしい」と激励を受けた。

山野君は「活躍してメダルを獲得したい」と抱負を語り、初経験となる外国チームとの対戦について「見てくれる人が楽しめるようなプレーを披露し、出場チームの守備、打撃、盗塁などの技術を学びたいです」と意気込んだ。


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