東海愛知新聞バックナンバー

 6月25日【土】

■岡崎市民大学の講師決まる

古美術鑑定家・中島誠之助さん
作家・浅田次郎さん
岡崎統合バイオサイエンスセンター教授・吉村由美子さん
野球解説者・立浪和義さん

岡崎市教育委員会が生涯教育の一環として、各界の著名人を講師に迎えて開く講演会「第38回岡崎市民大学」が7月23日から始まる。8月27日までの全4回で、会場はいずれも市民会館。今年は、元プロ野球選手の立浪和義さんや作家の浅田次郎さんらを招く。(竹内雅紀)

■来月11日から受け付け開始

時間はすべて午後1時30分からで、講演時間は約1時間30分。受講料は全4回分で2,000円。講座ごとの申し込みは不可。対象は岡崎市在住、在勤、在学者で、先着1500人。申し込みは、7月11日午前9時から岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)総合案内で受け付けるほか、同日午後1時からは専用電話(23―8801)でも受け付ける。

日程と出演者のプロフィルは次の通り。

第1回(7月23日)=「目利きの人生談義」古美術鑑定家・中島誠之助さん
中島さんは昭和13(1938)年、東京都生まれ。古美術商の経験をもとに骨董(こっとう)品鑑定の解説などで活躍する。専門は古伊万里などの東洋古陶磁器。テレビ番組では鋭い鑑定眼と歯切れのよいトークが受け、決めぜりふ「いい仕事してますね」は有名。
第2回(7月30日)=「明治維新と世界」作家・浅田次郎さん
浅田さんは昭和26年、東京都生まれ。高校卒業後、自衛隊やアパレル業界などを経験しながら投稿生活を続け、平成3年『とられてたまるか!』で作家デビュー。吉川英治文学新人賞作品『地下鉄に乗って』や直木賞作品『鉄道員(ぽっぽや)』などは映画化されている。
第3回(8月20日)=「経験に応じて機能を変える脳のしくみ」岡崎統合バイオサイエンスセンター教授・吉村由美子さん
吉村さんは昭和41年生まれ。大阪バイオサイエンス研究所研究員、名古屋大学環境医学研究所准教授を経て、平成21年から現職。専門は神経分化研究部門。脳の神経回路がどのように情報処理しているか、経験に頼って神経回路が形成されるのかを生理学的に研究している。
第4回(8月27日)=「私の野球人生『努力と負けん気』」野球解説者・立浪和義さん
立浪さんは昭和44年、大阪府生まれ。PL学園高校時代に甲子園で春夏連覇、63年にプロ野球・中日ドラゴンズへ入団。通算2480安打は歴代7位、二塁打数は487本で歴代1位。ミスターツーベースの異名を持ち、将来の指導者としても期待されている。


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