東海愛知新聞バックナンバー

 6月17日【金】

■ニホンジカの赤ちゃん誕生

岡崎市東公園 まだよちよち歩き

岡崎市東公園動物園のニホンジカに14日夜、赤ちゃんが生まれた。ニホンジカの赤ちゃん誕生は9年ぶり。水玉のような斑点の毛並みがかわいらしい姿は、新たなアイドルとして来園者の人気を集めそうだ。

この日の夕方、母親のシカから赤ちゃんの蹄(ひづめ)が見え、午後7時30分から8時ごろまでに生まれた。出産後、母シカが過敏になっているため、飼育員も触れることができない状態だが、体重は3キロ程度とみられる。今のところ、性別は分かっていない。

翌15日、まだ上手に歩けない赤ちゃんは時折、母親の後を追ってシカ舎内を“よちよち歩き”。眠っている時の赤ちゃんの傍らで、母親や他のシカたちが目を配っている。

同園で暮らすニホンジカは、生まれた赤ちゃんが加わって計23頭になった。シカ舎の公開は午前9時から午後4時30分まで。月曜日休園。(今井亮)


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