東海愛知新聞バックナンバー

 5月13日【金】

■新市の礎づくりに全力

西尾市合併記念式典
榊原市長 式辞で抱負
大村知事ら招き

4月1日に幡豆郡3町を編入合併した西尾市は12日、市文化会館で合併記念式典を開いた。式には、榊原康正市長をはじめ、大村秀章愛知県知事や地元選出の県議、旧3町の幹部、市民ら約700人が列席した。

榊原市長は式辞で「構想段階から10数年、これまで幾多の協議を積み重ねてきた。難問が山積していたが、将来を見据えた協議と住民の理解があったからこそ合併が実現できた」と振り返った。

その上で、榊原市長は「新市は海、山、川の豊かな自然に恵まれ、多様な文化と長い歴史、伝統がある。西三河南部の中核都市としてふさわしい規模になった。今後は、地域資源を融合し、活力と魅力あふれるまちづくりを進めたい。『合併して良かった』と言われるよう新市の礎づくりに全力を傾注したい」と抱負を述べた。

榊原市長や旧3町の町長、議長ら11人が合併功労者として総務大臣表彰の伝達を受けた。また、合併協議会の委員26人には、榊原市長から感謝状が贈られた。

式典の冒頭には、新市の魅力を発信するビデオも上映された。(竹内雅紀)


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