東海愛知新聞バックナンバー

 3月3日【木】
岡崎市議会代表質問

■無料化1時間短縮へ

りぶらの駐車場対策で答弁

岡崎市議会3月定例会は2日、本会議を再開。代表質問が行われ、小野政明議員(自民清風会)と、内藤誠議員(ゆうあい21)の2氏が登壇した。(山本浩禎)

小野議員が、慢性的に混雑する図書館交流プラザ(りぶら)の駐車場対策についてただした。

米津眞図書館交流プラザ総合館長は「平日は午前11時と午後2時ごろ、土日は夜間を除くほぼ終日、駐車を待つ車の列ができる状況であり、周辺駐車場を紹介して混雑の解消を図っている。今年度周辺駐車場へ支払う駐車料金は1,500万円程度を見込んでいる」としたうえで、「今秋をめどに、駐車場の無料サービスを3時間から2時間に短縮していく予定だ。それにより駐車場の回転がよくなり、混雑の緩和につながると考える」と答弁した。

■地域がん診療連携拠点病院目指す

また小野議員は、地域がん診療連携拠点病院に向けての市民病院の対応について質問した。

木村次郎病院長は「今後、新たながん病棟を建設して平成25年度中には高度な放射線治療装置を導入するとともに、外来化学療法室の新設や緩和ケアチームの充実など、がん診療機能のさらなる強化を図っていきたい。さらに、がん症例の登録システムや他の医療機関に対する研修会開催など院内整備も進め、平成25年度以降なるべく早く地域がん診療連携拠点病院の指定を受けたいと思っている」と答えた。


<<インデックスへ | <<前日のニュースへ

HOME