東海愛知新聞バックナンバー

 11月7日【日】

演奏に合わせスイング

きょうまで 岡崎ジャズストリート
街角でプレーヤーと交流も

岡崎ジャズストリート2010が6日、岡崎市の中心市街地で始まった。有料16会場と街角の無料会場4カ所でプロ、アマの演奏が響き、楽器を抱えて街を移動するプレーヤーに気軽に声をかけるファンの姿もあった。きょう7日まで。(大津一夫)

この日正午過ぎ、市図書館交流プラザ(りぶら)前から市消防音楽隊を先頭にパレードが出発。柴田紘一市長、古澤武雄岡崎商工会議所会頭らのほか、神奈川県湘南地区から来岡した4人の“ミス”も花を添えた。

シビコ西広場でオープニングイベントがあり、白井宏幸実行委員長が「きょうからジャズと街との出会いが始まります」と開会を宣言した。

5回目の今年、初めて有料会場になった明大寺町の葵丘では、開演前からファンが詰め掛けた。第1ステージには、アルトサックスの五十嵐明要さんを中心にしたカルテットが登場。演奏が始まるとリズムに合わせて体をゆすったりする人も。

街の中にはガイドブックを見ながら、次の会場に急ぐカップルやグループもいた。

市内から夫婦で訪れた女性(60)は「ジャズの生演奏を聴くのは、婚約中に体験して以来です。ジャズは大好き。やはり身近で聴く演奏は迫力があっていいですね。街を歩く人たちの服装も、ふだんよりカラフルなようです」と話していた。


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