東海愛知新聞バックナンバー

 9月17日【金】

“芸術の秋”生演奏で

岡崎市愛宕小
愛教大管弦楽団を招く

岡崎市愛宕小学校は15日、愛知教育大学管弦楽団を招いて芸術鑑賞会を開いた。全校児童149人と保護者ら約40人が迫力ある演奏を楽しんだ。(岩月健)

■増澤校長もタクト

同校は音楽と演劇鑑賞会を隔年に開き、児童の情操を深める一助にしている。愛教大管弦楽団は1〜4年生の団員約60人が週2回練習を重ね、年2回の定期演奏会のほか、出前演奏会も開いている。

今回参加したのは1〜4年生45人。体育館に設けられたステージでチャイコフスキー「くるみ割り人形」から「あし笛の踊り」などのクラシック曲と、「サウンド・オブ・ミュージック」メドレーなどのポピュラー曲を演奏。最後は同校校歌を演奏して締めくくった。

アンコール曲「さんぽ」の指揮者として増澤徹校長が紹介されると、会場がどよめき、大きな拍手がわき起こった。校長の指揮する演奏に合わせて児童たちが退場。タクトを置いた校長に、団員や保護者から称賛の拍手が送られた。

同校ブラスバンド部の部長で6年生の三浦彩都子さんは「自分もトランペットを吹いているので、いい音を聴いて勉強になりました。校長先生が登場してびっくり。指揮がうまかったので、またびっくりしました」と楽しそうだった。


次のニュースへ>>
<<インデックスへ | <<前日のニュースへ

HOME