東海愛知新聞バックナンバー

 8月31日【火】

まちゼミサミット開く

初めて岡崎で
参加者が課題など話し合う

商店主が“講師”となって商売のこだわりや知識を受講者の客に教える「得する街のゼミナール」(まちゼミ)の可能性を考える「第1回全国まちゼミサミット」が30日、岡崎市図書館交流プラザ(りぶら)で開かれた。(今井亮)

同市の中心市街地で商売を営む商店主で構成する「岡崎まちゼミの会」(松井洋一郎代表)と岡崎商工会議所が主催。まちゼミ参加店舗の同市内の商店主をはじめ、まちゼミに関心を寄せる自治体や商工会議所関係者、商店主ら約140人が参加した。

松井代表は「各地への広がりを見せている『まちゼミ』をもっと成長させ、実りある事業にしたい。難しいと言われる中心市街地の活性化も必ずできると信じています」とあいさつした。

第1部の「まちゼミフォーラム」では岡崎まちゼミの会、岩津商工発展会岩津ゼミ部会や安城、大府両市でまちゼミ形式の事業に取り組んでいる商店街連盟・商工会議所のパネリストが、事業を始めた背景や運営方針、課題などを説明。岡崎のまちゼミでは受講後のアンケートで受講者の95%が「満足」と答えている結果も発表された。

この後、分科会があり小売店、飲食店、サービス業の業種別に分かれ、今後のまちゼミについて参加者が意見を交わしたほか、まちゼミの受講体験もあった。


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