東海愛知新聞バックナンバー

 6月8日【火】
岡崎 家康公検定

15日から受験受け付け

副読本兼ね「観光ガイド」作る

岡崎市岡崎商工会議所などは15日から8月2日まで、「岡崎 家康公検定」の受験申し込みを受け付ける。これに合わせ、市内のペン画家、柄澤照文さんがデザインしたPRポスターや“受験勉強”に活用できる副読本を兼ねた観光ガイドブックなどを作り、初めての検定の盛り上げを図る。(今井亮)

検定の実施要項を兼ねた受験申込書は市観光課、観光協会、市政情報コーナー、観光案内所、同商工会議所や市内の公共施設、ガイドブックは検定に協賛する118事業所などでそれぞれ配布する。受験申し込み後、9月6日に、ガイドブックを同封した受験票を一斉に発送する予定。

同市図書館交流プラザ(りぶら)では7月18日午後2時から、検定実施を記念した講演会「三河 岡崎と家康公」を開く。

講師は日本中世史を専門とし、戦国時代史研究の第一人者として活躍する小和田哲男静岡大学名誉教授。定員270人を超えた場合は抽選となる。

申し込みは往復はがきに(1)住所(2)氏名(3)年齢(4)性別(5)電話番号―を記入し、〒444-8601、岡崎市役所観光課「検定記念講演会」係へ。30日必着。

検定は9月26日の午前10時30分から90分間実施する。受験料は一般2,000円、小中学生1,000円。応募があった出題問題のうち、財団法人德川記念財団が監修した一問4択の100問を出題する。合格ラインは70問正解。

市によると、4月8日から約1カ月にわたって、出題問題を募集したところ、全国から1324問の応募があった。400人程度の受験を見込み、受験者多数の場合は試験会場の同商工会議所のほかに、会場を設けて対応する方針。結果は11月1日に発表する。


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