東海愛知新聞バックナンバー

 6月2日【水】

広幡小に児童育成センター

岡崎で初めて教室転用

岡崎市は1日、同市広幡小学校の教室に自宅で留守番をすることが多い児童のための集いの施設「広幡児童育成センター」を開所した。児童育成センターは市内で34カ所目だが、小学校の教室を利用するのは今回が初めて。(竹内雅紀)

これまでは建物を新築するなどして設置していたが、広幡地区には相応の場所がないことや、市の財政難などから、教育委員会の協力もあって校舎の一室に設けた。面積は約65平方メートル。開設費は約340万円で、新築建物(約2,000万円)に比べてコストを抑制できた。

特別教室として使われていた室内に畳を敷き、空調機器、ファクス機能付き電話、冷蔵庫、テレビ、座卓、本棚などを設置。教員や保育士の免許を持った市職員3人が指導員として対応する。

利用対象は小学1〜3年生で、定員は50人。開所時の登録は40人。月額6,000円で利用できる。授業のある日は、授業終了時から午後7時まで。土曜日や代休日、長期休暇期間中は午前8時〜午後7時。保護者の迎えが必要。

夏休みの利用分は12日から受け付ける。問い合わせ、申し込みは同センター(21―5288)へ。


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