東海愛知新聞バックナンバー

 9月15日【火】

■再建50周年でイベント

家康館で「写真展」など
岡崎城

岡崎市のランドマークとしてそびえる岡崎城の再建50周年を記念したイベントが、城のある岡崎公園内で始まり、県内外の観光客でにぎわっている。12月9日までの期間中、城にまつわる歴史に触れるさまざまな催しが開かれている。

三河武士のやかた家康館1階展示室では、公募した岡崎城の写真134点のうち、入賞した15点を展示。特別展示室では城絵図や瓦(かわら)をはじめ、50年前の岡崎城建設計画概要書など岡崎城に関する資料12点を集めた再建50周年記念の企画展「岡崎城の今昔」も。城内の5階展望室では「写された岡崎城展」と題して、取り壊し前の城や再建直後の貴重な写真が並ぶ。

今月26日から11月29日までの計10日間開かれる「歴史ガイダンス」では、ボランティアで公園内をガイドする岡崎観光ガイドの会が城内を巡りながら説明する。

ガイダンスは無料だが、城の入館料(大人200円、子ども100円)が別途必要になる。日程は9月26、27日、10月4、11、18、25日、11月1、15、22、29日。各日ともに午前10時、11時、午後1時、2時の計4回開く。

兵庫県朝来市から観光に訪れた女性は「兵庫には姫路城がありますが、岡崎城も素敵です。一度壊された歴史を知ることができました」と話していた。

問い合わせは三河武士のやかた家康館(24―2204)へ。

城と家康館の共通入場料は、大人500円、子ども270円。


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