東海愛知新聞バックナンバー

 4月26日【日】

"石の魅力"再発見

岡崎石工団地で「団吉くんまつり」

岡崎石工団地協同組合(磯貝和汪理事長)が主催する石の掘り出し市「団吉くんまつり」が25日、同市上佐々木町の岡崎石工団地で始まった。今年で12回目。

地場産業の石工品をPRしようと組合員60社が参加。各店舗は「掘出し市」と書かれたのぼりを掲げて、灯籠(とうろう)、墓石、石のインテリア小物製品などを特別価格で販売した。また、家族や友達で石遊びを楽しんでもらうための体験イベントや、旅行券が当たる抽選会も行われた。

この日は、あいにくの雨で午前中に予定されていた重さ2トンを超える金太郎像を引っ張る「石像曳(ひ)き体験」は中止になったが、傘を差しながら展示されている石製品を品定めする主婦や、体を濡らしながらノミなどを使って石を砕く「石のぶっ壊し体験」を楽しむ子どもたちもいた。

また、マスコットキャラクターの団吉くんと団子ちゃんは、少しでもお祭りムードを盛り上げようと団地内を練り歩いた。

掘り出し市は、26日まで。午前9時―午後5時。団地内には3つのイベント会場が設けられ、石のパターゴルフ、石の加工現場の見学ツアー、石のアクセサリーづくりなど多彩なイベントが繰り広げられる。


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