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東海愛知新聞

県内で初
【明るい社会の実現へ】

岡崎・幸田更生保護協力事業主会が発足

 「岡崎・幸田更生保護協力事業主会」の設立総会が9日、岡崎市六供町の岡崎市民会館で開かれ、会則、事業計画、予算などを承認、会長に山崎建設会長の山崎満氏を選んで発足した。同会は岡崎市、幸田町の75社の事業主で結成したもので、保護観察・更生緊急保護対象者の就労支援から犯罪予防活動まで、幅広い事業を目的とした組織は、愛知県内では初めて。
 この会は、更生保護の協力組織として、保護観察及び更生緊急保護対象者の更生援助や更生保護事業の充実発展、犯罪予防活動の推進、犯罪や非行のない明るい地域社会の実現を目指す。
 事業計画は(1)ポスターの掲示など、地域社会を明るくする運動への協力(2)会報の発行(3)講演会の開催(4)矯正施設の訪問―など。予算は47万5,000円。事務所は岡崎市下三ッ木町の山崎建設内に設置した。
 また、総会のあとトヨタ自動車取締役相談役で日本経団連名誉会長の奥田碩氏が「これからの日本人の精神」のテーマで記念講演を行った。
 

 なお、同日選任された山崎会長を除く役員は次のみなさん。
 副会長=福尾昌一(岡崎工業)吉川正敏(ヨシノ印刷)▽会計=加藤雅敏(加藤工業)▽理事=浅野薫(浅野工業)川上喜也(川上酢店)▽監事=成瀬健(三新電線)板倉辰弥(板倉工務店)  

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