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東海愛知新聞

岡崎・六ツ美北中法廷

被告人「無罪」の判決

裁判員制度学ぶ
天野太郎弁護士が指導

 「国民の司法参加」として、平成21年5月までに施行される裁判員制度を学ぼうと、岡崎市六ツ美北中学校で29日、県弁護士会西三河支部の若手弁護士を講師に招いた模擬裁判があった。毎年、同支部の弁護士が西三河地方の中学校を訪れて開く「社会科1日教室」の一環として行われた。
 六ツ美北中の講師は天野太郎法律事務所(同市明大寺町)の天野太郎弁護士。3年生の2学級に裁判の台本が渡され、裁判員をはじめ、裁判官、検察官、弁護士、被告人などの役割を決めた。
 起訴事実は、飲酒した高校教師が帰宅中、数人の学生から暴行を受けている教え子を発見、学生たちを殴り倒して教え子を助けた―というもの。裁判では、高校教師の行動は正当だったかどうかを焦点に争った。
 検察官役と弁護士役の生徒たちは、被告人への質問や証人喚問でそれぞれの主張を述べた。この後、裁判員、裁判長、裁判官で審議し、「被告人が助けなければ教え子の命が危なかった」として正当だったと認め、全員一致の「無罪」の判決を言い渡した。
 一部始終を見守っていた天野さんは「初めてにしてはよく議論したと思う」と講評。「裁判はいろんな人がいて成り立っていることを知った」などと話す生徒たちに、「人が人を裁く重みと大切さを知ってほしい」と語りかけた。

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