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東海愛知新聞

おかざき九条の会

憲法9条を考える

早乙女さん招き講演会
14日市民会館

「おかざき九条の会」が14日午後1時30分から岡崎市民会館で「憲法を考える市民のつどい」を開く。第1部は作家で東京大空襲・戦災資料センター館長、早乙女勝元さんの講演「憲法九条を21世紀にムある作家の体験から」、第2部はリレートークと交流。アトラクションとして沖縄の伝統芸能「エイサー」の公演がある。参加協力券500円(高校生以下無料)。
 早乙女さんは12歳のとき体験した東京大空襲を民衆の側から記録し続け、昭和46(1971)年、第14回日本ジャーナリスト会議奨励賞を受賞。平成3年の映画「戦争と青春」の原作・脚本で第15回日本アカデミー賞特別 賞(企画賞)を受賞している。このほか「戦争を語りつぐ―女たちの証言」など多数の著作がある。
 おかざき九条の会は昨年7月に発足した。一昨年6月、作家の井上ひさし、大江健三郎、小田実さん、哲学者の梅原猛さんら9人が呼びかけ、憲法第9条の改定に反対する立場から作られた「九条の会」の活動を受け、講演会や勉強会を開いている。
 今回、憲法改定の国民的議論が高まっているなか、「日本が再び『戦争できる国』に変わること」を食い止める―として講演会を開くことになった。  問い合わせは同会事務局(0564-54-2273、弁護士法人リブレ内)へ。

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