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東海愛知新聞

こども環境会議で事例発表

残飯処理(中央小)桜保護(荻谷小)    幸田

幸田町内の環境の大切さを考える「こども環境会議」が2日、町民会館で開かれ、児童360人や町民ら計550人が参加した。町内6小学校のうち、中央、荻谷小学校の4年生がスライドで環境学習体験を発表したほか、環境に詳しいタレント、鉄崎幹人さんの講演もあった。
 中央小は学校や家から排出されるごみの量を調べ、その多さにびっくり。分別と処理の大切さに気づき、「エコぴか大作戦」と題した廃油石けん作りをはじめ、ミミズを利用した残飯処理などに取り組んできた。
 荻谷小は桜保存会とともに、学区内の公園にあるシダレザクラの堆肥作りに挑戦。桜周辺の手入れを通じて、堆肥に給食の残飯を混ぜるなど工夫し、桜が咲く季節を前にパンジーを育てた。
 鉄崎さんの講演では、町内を流れる広田川の源流をたどって、水生生物を見つけるドキュメントをビデオ上映。工場排水で汚れた名古屋市内の川にも潜った経験から「やがて海につながる川の水を汚してはいけない」と会場の子どもたちに訴えた。

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