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東海愛知新聞

生産者と消費者が交流

農山漁村の女性110人
西三河地方料理や花飾りを体験

西三河地方の生産者と消費者が集まり農林水産物と心の交流を進める今年度「農山漁村女性活動交流会」が16日、岡崎市美合町の県立農業大学校で開かれた。
 平成13年度に、県西三河農林水産事務所農業改良普及所の呼びかけで始まった。JAあいち三河女性部、JA西三河女性部、レインボー西三河、西三河農村生活アドバイザー協会、みかわ市民生協で組織する実行委員会(実行委員長・榊原ヨシコ西三河漁協一色支所女性部長)が主催。当初は講演会と情報交換が中心だったが、3年前から、お互いの生産物を使った体験交流を楽しんでいる。
 この日は各団体の会員約110人と、県西三河事務所の職員ら合わせて130人が参加。
 開会式で榊原実行委員長が「女性の立場で、それぞれの生産者と消費者の交流を深めましょう」とあいさつ。「フラワーアレンジメント」「なたね油で大学芋いも、イカのマリネ」「クリスマス・ハーブリース」「花餅飾り」の4つのグループに分かれて、それぞれの生産者が講師になり、クリスマス用の花飾りや料理を作った。
 今年で3回目とあって顔見知りの人も多く、作業を楽しみながら情報交換も進めていた。
 最後に、持ち寄った梨、トマトケチャップ、もち米、海苔、ダイコン、ミカンといった野菜や水産物、花などを販売。参加した女性たちの人気を集めていた。
 県西三河事務所によると、西三河地域は農業、林業、水産業のすべてがそろっており、「女性たちが交流を進めることで各産業の活性化を図ってほしい」と話していた。

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