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東海愛知新聞

岡 信

ほぼ半数「昨年なみ」夏のボーナス

アンケート 「増える」やや上昇

岡崎信用金庫は、サラリーマン世帯を対象にした「夏季ボーナスアンケート」の結果をまとめた。「昨年並み」という回答がほほ半数を占めたが、四年ぶりに「昨年より増える」が「昨年より減る」を上回った。
 県内のサラリーマン家庭2千世帯を対象に調査。1,269世帯から回答があった。平均年齢は38.1歳。
 期待度では、「昨年並み」が49.9%と、ほぼ半数。「昨年より増える」は19.1%、逆に「減る」は14.3%だった。
 使途別では、「貯蓄」が37.4%とトップで、続いて「買い物」18.9%、「ローン返済」13.9%、「旅行・レジャー」12.8%、「家計の赤字補てん」9.0%の順。大きな変動はないが、「ローン返済」と「家計の赤字補てん」が減少し、「貯蓄」と「レジャー・旅行」がやや増えた。
 消費計画(複数回答)では、「衣料品」が64.9%でトップを続けているものの、「電気製品」の49.3%、「自動車等高額商品」の18.8%がポイントを上げており、耐久消費財への購買意欲が少しずつ高まり「消費者マインドの改善がうかがえる」としている。
 レジャーの予定では、「国内旅行2泊以内」がもっとも多く28.1%。続いて「近郊日帰り」の25.1%。「海外旅行」は全体では9.2%だが、独身女性では15.9%、同男性でも14.1%にのぼり、“独身貴族”ぶりがめだっている。

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