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東海愛知新聞

岡崎の桜まつり

「よさこい踊り」初登場

10日 行列に「祭だワッショイ」

岡崎の桜まつりに初めて「よさこい踊り」が登場する。家康行列が行われる10日午後、22チーム約1,000人が参加。また、岡崎のNPO法人「祭だワッショイ」が家康行列に加わり、愛・地球博をPRしながら練り歩く。
 よさこい踊りは「どまつり夜桜岡崎」と銘打ち、まず午後1時から岡崎公園のグラウンドで、4時から舞台を乙川河川敷に移し、にぎやかに繰り広げられる。
 昨年のよさこい祭典「どまつり(にっぽんど真ん中祭り)」で大賞に輝いた(じょう=犬山市)や、入賞した大須商店街☆21、Anjo北斗などが踊る。迎える岡崎勢は、きらら岡崎、六所連、六ツ美悠紀、きららえんくう、さらさ、岡崎市北中の6チーム。参加チームから2人の個性的な踊り手を選ぶ「ミス&ミスターよさこいコンテスト」も行い、賞品に岡崎名物を用意する。
 主催する「どまつり夜桜岡崎」実行委員会の代表、竹内桂子さん(きらら岡崎代表)は「今年のどまつりを盛り上げていく“10万人総踊りプロジェクト”の一環として取り組んでいます。総踊りの時間が四度ありますから、見物のお客さんも踊りに加わって楽しんでください」と呼びかけている。
 河川敷会場は家康行列・模擬合戦場の西側。特設舞台を造り、会場では八丁味噌のみそ汁が振る舞われる。雨天の場合は中止。

甲胄姿で万博PR

 「祭だワッショイ」はメンバー20人が家康行列の万博PR隊として歩き、うち11人は自分で作った甲冑かっちゅうを着け、観客にポケットティッシュなどを配る。
 同団体設立は平成14年6月。役員は10人、協力会員(年会費1,000円)が約30人。祭りの情報収集や創出・支援、祭りへ参加、手作り甲冑教室開催―などを行う。会員は会社員、学生、自営業者、主婦、高校生と多彩だ。
 手作り甲冑では先輩の神奈川県小田原市の教室に学び、岡崎地域職業訓練センターで甲冑教室を開いているほか、群馬県伊勢崎市の甲冑教室とも交流。メンバーらが互いに祭りを訪れている。
 理事長の多々内丈雄さん(49)=多々内モータース商会社長=は「行列に初参加した15年の『中核市PR隊』では小田原から人や甲冑を借りたが、昨年からは自前。(甲冑を)作ったら見せたい、着けたい、祭りで歩きたい、楽しみたい―となります」。OKAZAKIまち祭り、秋の市民まつりなどに参加。愛知学泉大の学園祭では手筒花火を上げる。 
 「学生たちに『岡崎はいい町だ。ここで就職して嫁さんをもらおう』と思うようになってほしいから、力を入れていますよ」
 10日の家康行列に榊原康政役で馬に乗る多々内さん。「岡崎の歴史や文化を若者に継承したい」と情熱を注いでいる。

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