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東海愛知新聞

笛の音色と花の写真

「ひな祭りコンサート」楽しむ

額田町夏山小

額田町夏山小学校で26日、「ひな祭りコンサート」が開かれ、子どもたちと保護者が笛の音と花の写真のスライドを楽しんだ。
 同校ではひな祭り行事の一つとして毎年この季節に演奏家を招いて地域の住民と一緒にコンサートを開いている。
 この日は、山梨県富士吉田在住の笛の奏者、オマタ・タツロウさんと、花の写真で知られる豊橋市在住の八木祥光さんを招いた。
 オマタさんは富士山ろくで暮らしながら、自然の中で見つけた材料で笛の演奏と作曲をしている。
 この日もオカリナや縦笛でポピュラーな曲を演奏したあと、森の中で拾ってきたドングリや枝を使って「夏山の四季」を披露。春のウグイス、夏のカッコー、秋の虫の声、冬の木枯らしの音を表現。また笛と太鼓、足には鈴を付け、オリジナル曲の「踊り」をリズミカルに演奏した。
 会場の同校体育館には52人の全校児童と保護者、地域の住民ら200人ほどが集まり、目の前で演奏される笛の音色に耳を傾け、演奏に乗って体でリズムを取る人もいた。

このあと八木さんが自宅の庭で育てているヒメリンゴの一年を撮影した写真をプロジェクターを使って披露した。葉についた水滴が太陽の光に輝いたり、可憐な白い花が映し出され、オマタさんも笛の演奏で雰囲気を盛り上げた。

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