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東海愛知新聞

最新の検査システム導入

岡崎市民病院
血液や尿など 処理速度1.5倍に

岡崎市民病院は、血液や尿などの検査結果をこれまでより迅速に患者に提供するため、最新式の臨床検査用自動化システムを導入した。
 今回導入したのは、患者の血液や尿などの検体に対して検査に必要な前処理を行う検体検査前処理システムと、肝機能、腎機能などの検査を行う自動分析装置の2つ。これらと従来からある免疫検査システムをつなぐことで、感染症などの検査まで自動的に行うことが可能になった。
 成人病などの問題がクローズアップされる中、体の健康状態を調べるのに血液や尿の検査は必要不可欠で、検査件数も年々増加している。現在、岡崎市民病院では1日約500人がこれらの検査を受けているが、新システムの導入によって、処理速度が従来の1.5倍となるため、1時間に160人分の検査ができるようになり、分析精度も大幅に向上したという。

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