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東海愛知新聞

災害の記憶”忘れずに

大震災から10年   松坂屋岡崎店 来店客に「おむすび」配る

阪神・淡路大震災から丸10年を迎えた17日、岡崎市康生通西3の松坂屋岡崎店の従業員らが、同店1階東南玄関で、先着50人に「おむすび」を配った。食料不足だった被災地の炊き出しでおむすびが重宝されたことから、日本記念日協会が平成12年にこの日を「おむすびの日」に定めた。
 震災発生後10年を節目に、地域貢献活動として同店が今年初めて実施。昨年起こった新潟県中越地震や相次いだ台風被害、この地方では東海地震の発生も心配されていることから、多大な犠牲が出た災害の記憶を風化させないようにと企画した。
 おむすびは、同店地下1階の食料品売り場の業者の手作り。鮭としぐれがそれぞれ入ったおむすび2個パック計50セットを用意し、午前10時の開店とともに配った。

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