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東海愛知新聞

歌や踊りで楽しいひと時

お年寄り招き300回目
 幸田町の生活学校 「生き生きサロン」

幸田町の主婦らで組織する生活学校(山崎寿子委員長)の「ふれあい生き生きサロン」が17日、300回を迎えた。毎月4回、芦谷公民館に独り暮らしのお年寄りを招いて歌や踊り、手芸、ゲームなどを楽しみながら、世間話に花を咲かせている。この「サロンに参加することで元気になった」というお年寄りもあり、「この会に出席するのが楽しみ」と口をそろえる。  生活学校は食生活、環境、福祉、教育など生活にかかわる問題に住民で取り組んでいこうと全国で組織された。幸田町では平成2年6月に発足。現在、40歳代から60歳代の女性ばかり約50人が会員として登録している。
 平成8年に当時の委員長だった桑門澪子さんらが町内の独り暮らしのお年寄りにアンケート調査したところ、「話し相手がほしい」という声がめだち、翌9年10月から「生き生きサロン」をスタートさせた。  同サロンは、毎週金曜日(月4回)の午前9時から11時までの2時間、お年寄りのリハビリも兼ねて、手芸やちぎり絵の講師に指導してもらったり、歌や踊りを楽しんでいる。  “常連”として通ってくるのは18人ほどで、中にはバイクを利用する人もいるが、ほとんどは徒歩。最初は言葉が出なかったものの、最近では進んで歌うようになった人もいる。  この「生き生きサロン」が刺激になって、今では地域のボランティアや老人クラブが中心になり町内20カ所で同様の集会が開かれている。  300回目のこの日は、会員が用意したケーキにデコレーションを飾り、紅茶、フルーツ付きのデザートを賞味しながら会話を楽しんだ。
 深溝からやってくる男性(82)は「歌が好きなので民謡などを歌うのを楽しみにしています。この会でみなさんと話をすると気分そう快になります」という。  2年前に山口県から町内に転居し、今年10月から同会に参加している女性(72)は「病気も治ってしまった。ちぎり絵などを習い、会話も楽しみ」と話す。  委員長の山崎さんは「最初に比べると、みなさんの顔が明るくなった。『参加してよかった』と言われるとうれしい。今後は、参加者の希望に沿って内容も変え、お年寄りの仲間づくりを支援していきたい」と話している。

■参加4団体決まる
   市長とランチミーティング 岡崎市

岡崎市が新規広聴事業として募集していた市長との「ランチミーティング」に24件の応募があり、抽選で参加団体が決まった。  選ばれたのはITC岡崎クラブ、岡崎商工会議所女性部、岡崎市健康づくりリーダー連絡協議会、恵の会の4団体。
 このランチミーティングは、これまで実施された各種の広聴で参加者が少なかった女性を対象に実施。5人から10人のグループで平日の正午から約50分間、市長と市役所内で昼食をとりながら、これからの岡崎について話し合う。

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