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東海愛知新聞

C型肝炎感染の可能性厚生労働省

血液製剤納入先を公表
      岡崎市内でも11施設

厚生労働省は九日、平成六年以前に血液製剤の一つフィブリノゲン製剤を投与した人がC型肝炎に感染している可能性があるとして、検査受診の呼びかけを始め、同製剤が納入されていた全国の医療機関を公表した。これに伴い岡崎市保健所では同日、相談窓口を設置した。
 C型肝炎は血液を介して感染。自覚症状がないままで経過し、多くの人がウイルスの持続感染状態に陥る。その後、慢性肝炎になる人も多く、さらに一部の人は肝硬変、肝がんへと進行するといわれている。v
 C型肝炎ウイルスを効果的に不活化する技術が導入されたのは平成7年。それより前に止血剤として使われるフィブリノゲン製剤を投与した可能性のある人(大量の出血をして血液製剤を投与した記憶のある人)はC型肝炎に感染している可能性がある。  岡崎市内で同製剤が納入されていた医療機関は、現在も存続する九施設と廃院した2施設の計11施設。
 岡崎市保健所では相談窓口を設置し、相談や検査についての問い合わせを受け付けている。相談窓口・C型肝炎検査相談は、生活衛生課公衆衛生班(電話23―6187)。C型肝炎検査は、毎週金曜日の午後1時30分から4時まで。費用は2,610円。
 厚生労働省が公表した岡崎市内の医療機関は次の通り。
 岡崎市民病院、おおはらマタニティクリニック(旧大原産婦人科医院)、周済会クリニックさいとう、田那村産婦人科、十全会三嶋内科病院、吉村病院、一心会加藤産婦人科病院、博愛会やはぎ医院、県立愛知病院▽廃院=内田病院、竹内胃腸科  

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